奥村大(おくむらまさる)講師
出身高校:北嶺高等学校
旭川医大医学部医学科2年 AO入試・現役合格
高校時代の栄光:?
質問担当教科:高校数学・高校物理
受験に関するエトセトラ
得意科目】 数学 物理 英語
【勉強法】
数学は最初は苦手でしたが、高校の時にいい先生に巡り会えたことで変わりました。その先生はマンツーマンで質問に答えてくれ、単純な用語ひとつ取っても、時間を割いてしっかりと説明してくれました。例えば、「積分する」ということは「面積を求めること」だよ、というようにイメージのわく簡単な言葉で一つ一つ教えてくださいました。教材はオリジナルという数研出版の物を使用していました。学校の授業と並行して、発展問題までやりこんでいました。難しくてわからなかったところは質問して理解していきました。大事にしていたのは、結局文章題でも読み解いていくと、問われていることはオーソドックスなことだったりするので、そこまで落とし込んで、問題を分解して考えるようにしていたことです。
医大塾では質問対応を担当させていただきますが、高校の頃の先生のように、細かく教えるのと同時に、復習をこまめに入れてあげられたらと思っています。だから、質問受付のなかで苦手な分野などを的確に見つけ、その分野の勉強もできるように努力したいです。
物理は基本的に学校の授業に沿って、単元ごとのテストに向けて勉強していました。教材は「セミナー物理」数研出版でした。とにかくまずは例題を全てできるようにした上で、発展問題に進むようにしていました。この問題集は少なくとも3週はしました。覚えてしまえばある程度は解けるようにはなりますが、私は理解することに重点を置いていました。
自分でも時間のかかる勉強法だとは思いますが、丸暗記が嫌いだったので、理解を大事にした分、知らない問題も噛み砕いて丁寧に解くことができました。
物理も教えられることは公式などですが、日常の生活に還元できるものが多いので、それらの例をしっかりとイメージできるように指導していきたいと思っています。例えば万有引力の式がありますが、公式をとりあえず覚えなさい、ということではなく、「公式の分母に質量があるので、質量が大きくなればなるほど全体の値は小さくなるよね」というようにできるだけイメージを伴う指導を心がけます。
英語
DUOを使用していました。めちゃめちゃ音読しました。口で覚えるくらいまで音読をしました。高1の頃に修学旅行でアメリカにいったんですが、こてんぱにされて、それから発音をすごく意識して勉強していると自信がついてきて、得意になりました。高校の先生に教わっていてすごく助かったのは、似たような文法事項を付属して何個か教えてくれたことです。「be to」構文なら、義務予定可能運命意思を語呂合わせで覚えますが、「ビートたけしは業界人間」という語呂で覚えやすく指導してくれました。関連付けて覚える事が大切だと思うので、それを意識して指導していきたいです。
医師を志したきっかけ
お兄ちゃんが病気で、北大などにお世話になっていました。夜中に救急車で運ばれていたりすることもありました。夜中の出動にも関わらず迅速に行動してくれている救急隊の方や、病院での医師、看護師の方の真摯な対応を見てとても安心したのを覚えていて、自分も将来こんなやりがいのある仕事に就きたいと思っていました。祖母も地元でボランティアを行っており、こういった優しい営みを守るために、医師として地域に根付いて支えていきたいとも思うようになりました。
こんなふうな小さな頃からの考えがあって自然と医師は選択肢に入っていましたが、高校に入ったときにはじめて本格的に目指すことになりました。
趣味は楽器(ベース・ギター)です。中学3年生からやっています。もてたい半分、姉ちゃんの影響半分でした。ひとりで弾いていて楽しいし、友達も増えるし、大好きです。音楽はなんでも聞きますが、最近はファンクにはまっています。医大でもバンド活動をしていて、たまに駅前でライブをしたりしています。
紹介動画